こんばんは。アドベントカレンダーも今日で22日目、いよいよ終盤となりました。これまでの記事を振り返ると今年は素直な記事が多いですね。
さて、今日は足尾人に共通の話題、飛ぶことについて考えたことをだらだらと書いていきます。興味ない人は閉じて下さい。
そもそも、何でみんな何で飛んでるんでしょうね。
純粋に空を飛びたかったから?航空技術や気象に興味を持っていたから?大会であちこち回れるから?サークルの雰囲気が楽しそうだったから?逆に大人しげな雰囲気で気軽に入れたから?
実際入ってみると期待通りには行かなかった点も多かったなと私は思っています。
そもそも、空を飛びたいだけだったら体験で十分だし、航空技術や気象について極めたかったらグライダー部やマイスターもあるし、大会に出場できる競技系のサークルは五万とあるし、実際入ってみるととてもお金がかかるし…
ともあれ入ってからこれまで続けるだけの何かしら魅力があったのでしょう。ではその魅力は一体?
少しばかり考えてみました。
- 飛んでると開放感を味わえる
- 上達してくのが楽しい
- 新しい場所にいくと冒険心がくすぐられる
- 他のフライヤーと切磋琢磨したい
- 大会に出て好成績を収めたい
どうでしょうか。皆さん当てはまりましたでしょうか。
実際のフライヤーの声を探すとおやおや既に語っている方がいるじゃないですか。
特に印象に残っている景色としては、初めて一人で飛んだ時の夕景ですね。夕焼けに包み込まれるような感覚は忘れられません。もう1つは、初の海外戦で出場した2016年のプレ世界選手権 in ブラジリアでゴール出来たときの景色です。そこでは湖に囲まれたブラジルの首都のど真ん中にある公園がゴールだったのですが、美しい湖を超えて高層ビルが立ち並ぶ都市に滑り込んでいく景色には本当にシビれました・・
日本人初の世界チャンピオンになることが僕の目標です。2017年の8月に行われたブラジルの世界選手権の本選にオープン選手(国別の団体戦には参加しない選手)として初出場し、世界のトップ選手との差を肌で感じてきました。そこで得た経験をもとに、これから自分の足りていないスキルを磨いていきたいと思います
どうやらこの方はどれも魅力に感じたんですね。
お次の方はどうでしょう。
一番の魅力は、飛べば飛ぶほど、楽しくなるところだと思っています。
空にいる事そのものが幸せだし、空を飛ぶ人たちも魅力的だから、ハンググライダーとずっと繋がっていたいな、とすごく思います。そして、この大きな目標の中に、機体をもっと乗りこなしたい、もっと粘り強く飛びたい、毎回安全に離陸、着陸する、もっと高く遠くへ行きたい、パイロット証を取得したい、もっといろんなエリアで飛んでみたい、大会で勝ちたい…という目標がいくつもあって、その上、一つ達成してもそこからまた新たに目標、やりたい事がでてくるので、やっぱり永遠に飛び続けるしかなさそうです。
この方は先程のものに加えて、フライヤー同士の輪も魅力だと感じたようです。
似たようなものばかりではつまらないので初飛び直後のこの方も
講習を続けてきてつらかった瞬間もたくさんありましたが、ハングも足尾の皆も大好きだったのでそのつらさは自分にとって全然苦ではありませんでしたし、むしろぜったいこれを乗り越えてやるんだ!という反動力になっていました。講習後の疲れも、充実感を得られる心地よいものでした。夢中になれることを見つけて、こんな大切な経験ができたことをとても嬉しく思います。
たまたま見つけてきた学生フライヤーの記事で偏ってる気もしますが、それぞれの目標に向かって飛べるのも魅力なのかもしれませんね。
他にも意見があればコメントして下さい。