とーちかです。無事修士号とれました。計6年間学生をしていたことになります。
現在 ハングはXCP証で250~300本くらい、パラは15本くらい飛んだのかな。
(A級→B級→(ハングはC級、パラはNP証)→ P証 →XCP証とレベルアップする)
フライト時間は150時間~200時間くらいかな?
機体はFALCONⅡ 170(シングル機)、Laminar R(ダブル機)と乗り継ぎ、今はLaminar Z7(角なし機)に乗っている。(下画像)
(シングル→ダブル→角なしとなるごとに、機体の性能が向上する代わりに操作が難しくなる。)
入った当初は、こんなにハングを続けると思ってなかったなぁ。
うまくなればなるほど、見える景色が変わっていくところが、ハンググライダー/パラグライダーのいいところの一つだね。
自分の成長が感じやすい。それが楽しいから、ずっと続けて来れたのだと思う。
例えば、夕日がきれいな中、ずっと飛んでいたり(3:00あたり)
新しい機体に乗り換えたり(たいへんわかりづらい。インストラクターの発言が嬉しい(当然、飛んでる自分には聞こえてない))
新しいエリアで飛んだり(熊本県阿蘇山 大観峰)(一番綺麗なのが25:20秒あたり)
(サムネイルのような空気の層は逆転層と呼ばれ、その上空は澄んで綺麗なのである)
(カメラの画面が曇ってて少しわかりづらい…)
ランディングがうまくいった時は、飛びの内容がダメダメでも満足感があったり
大会でレースしたり (URL先のマップのスタートボタンで比較できるよ。マップ上のHigh-resolution track logをチェックしておくと綺麗なログになるよ)
https://www.xcontest.org/world/en/flights/air-buddies#joint_flights=T.Tohchika/24.02.2017/03:34@flight_multi=1012420|1012423|1012451
うまくなればなるほど、あたらしい景色がまっていた。
でも感動は景色だけではなく……
学生大会に出れば、関西や東北、九州などの同期、先輩後輩と出会って、また次の大会で会って、会うたびにお互いうまくなっていて、仲良くなり、
飛び終わった後、飛びの内容について語り合ったり、
そのうち大会関係なく遊びに行ったりした。
入賞したときは正直嬉しかったし、入賞できなかったときは悔しかった。
大会(山形、和歌山、新潟、福岡など)やツアー(富士山を見ながら飛べる西富士/朝霧、熊本 阿蘇山、伊豆など)で、日本全国のエリアで飛んだし、現地の観光もした。
社会人大会に出れば、今まで雲の上の存在だと思っていたベテランと一緒に飛んで、自分の未熟さを痛感したし、通用する技術があって自信を持てた。
インストラクターに怒られた時は悔しかった。
(滅多になかったが)褒められたときはその分嬉しかった。
同じ日に同じタイミングで飛んで、自分だけ上がった時、自分の技量が向上していることを実感して喜び調子に乗っていた。
その逆に一人だけ降りちゃったとき、悔しくて何が悪かったのが分析し、再度挑戦した。
同期や後輩と一緒に長時間飛べた時は、何故かとても楽しかった。
夕方に全然落ちず、しかし穏やかに夕日の中をずっと飛んでいる時は最高だった。
この先もまだ知らない感動が待っているだろう。
社会人になったら、今までのペースでは飛びに行けなくなるだろうが、自分のペースで、楽しく、安全に、ちょっと背伸びして飛べたらいいなぁ。
ハンググライダーを続けてよかったと、今、6年間を振り返って思う。
さらば。