前部長のО﨑氏にどうしても書いてほしいと言われ,断り切れず書いています.
東工大4年の脇村です.
僕のことを知らない人も多いと思うので,簡単に自己紹介しておくと,
- 元sylph部長
- ハチドリ
- ハング(120本くらいとんだ)
- 今年の5月くらいに引退
あと,G2の名義人やってます.G2が八王子ナンバーなのは,僕が八王子に住んでいるからです.(足尾で八王子ナンバー走ってるの恥ずかしいからそろそろ辞めたい)
ハングを引退した理由は,ケガしたからだと思われがちですが,それは3割くらいです.
一番大きい理由は,4年から始まった研究室生活がとても楽しかったからです.
ハングももちろん楽しかったのですが,長距離移動と必要経費の多さゆえに,だんだん足が遠のき,約3年続けたsylphを辞める決断をしました.
現状報告は,研究のことについて少し話そうと思います.
僕は今現在,肖先生の研究室で,「圧縮性流体の高精度数値計算法」について研究しています.
分かりやすく言うと,旅客機やロケットの設計などに役立つシミュレーションをしています.
(細かく言うと,航空機周りの空気の流れに衝撃波等が生じて不連続な物理量が解に含まれるようなときに,連続解と不連続解を同時に精度よく計算できるスキームを開発しています.)
衝撃波https://www.nasa.gov/image-feature/stark-beauty-of-supersonic-shock-waves
研究の流れとしては,まず問題背景を理解して,そこから自分で工夫して計算スキームを考え,プログラミングして実行する,という感じです.オリジナルの計算手法が既存のものより高精度となれば,その計算手法が研究成果となります.アルゴリズムが簡潔かつ類似の問題にも応用可能だと,より良い成果と言えます.
しかし,上手くいくことはめったに無いので,逆に良い計算結果にたどり着いたときが最高にうれしいと感じます.
研究の話はこの辺で終わりにします.もし興味がある人がいれば僕に聞いてください.
以上です.