3年ハチドリの脇村です。
8/29~31に足尾で行われたハングの学生大会”nasaS”に出場してきました。ひたすらぶっ飛んでましたが、最後の最後にめっちゃソアリングできて、結果2ndで準優勝しました!
(ぶっ飛び:高度を上げることなく、ただ滑空するだけのフライト)
ちなみに2ndの種目はデュレーションという滞空時間を競うルールで、テイクオフ時刻とランディング時刻の差からポイントを算出します。リフライトした場合は一番ポイントの高いフライトがその日のポイントになります。
その時の得点表が下の写真になります。
day2とか、一人だけ2ケタでさすがに萎えました笑。
競技対象になったフライトはday2とday3で、day3の1本目までほんとうにぶっ飛びの中のぶっ飛びをし続けていましたが、ラストフライトでなんと45分も飛べて、最下位から2位まで順位を上げることができました。
その時のフライトを振り返ります。(作文力が本当に衰えてますがご了承ください)
この画像はiPhoneのflyskyhyというアプリで取ったログです。山飛びしてる人でまだ入れてない人はぜひ入れることをオススメします。有料ですが、あるととても面白いし勉強にもなります。androidはXCtrackだったと思います。
Qoo東テイクオフから出て、最初はパラ前南~南東斜面でリッジをとってましたが、数往復でじわじわ下がってきたので、今回もダメだったかと思ってLDに帰ろうとしたところでした。突然強いサーマルにヒットし、回してみたら、回せば回すほど上がっていきます。周りには横国のHやシルフのS、フローターハーネスの人、他2機位が見えていたので、なんとか食らいつこうという気持ちで必死に回すと、いつの間にか初のトップアウト(山頂より高く上げること)をしていました。そのままの勢いで上げ続け、HやSには競り勝ったのですが、フローターハーネスの人がなかなか振り切れず、めちゃくちゃ上手い講習生がいるんだなあ、負けたら煽られるんだろうなと思って見てました(実は大門さんでした)。最終的には高度1000mまで上げて誰より一番高く付けることができました。バリオの表示が3340フィートになった瞬間に板さんから、そこで1000だね、と無線で言われて震えました。
辺りが霞んできて雲中が怖かったので、どうせならサル公行ってみるかと思い向かったものの、南風が強すぎてどんどん高度が無くなっていったので、あきらめてLDに向かいました。
普通に最下位で終わる気でいたので、喜びと同時に驚きも大きかったです。
今回ここまで上げられたのは奇跡かもしれませんが、ハンググライダーが思ったより楽しいということを再確認できたのはとても良かったと思います。
スタッフや選手の皆さんお疲れさまでした。
おめでとう!!(誕生日も!)