…いつの話?
どうも滝沢です.
8 月末に 4 日間かけた NASAS というハンググライダーの学生全国大会があったわけですよ.僕たちのホームエリアである茨城の足尾山で.
だもんで,わが Sylph からは 2 年生が 3 人出場しまして.
で,今更感漂いまくりですけど,このエントリではその大会の最終日とまとめとについて書きますね.
大会 1 日目から 3 日目については以下をご覧下さい.
8/28(火) NASAS 1日目 | Sylph ブログ
8/29(水) NASAS 2日目 | Sylph ブログ
8/30(木) NASAS 3日目 | Sylph ブログ
ハイ確認はこれくらいにして,最終日について書いていきますよ.
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1 日目から 3 日目まで良い天気が続いたことで運を使い切ってしまったのか,最終日はあまり良い予報ではありませんでした.
雨が降るかもっつー予報ですね.朝には降ってなかったんですけど, まぁ午後には振り出しちゃうかなぁ,みたいな.
そんなわけで競技開始と終了とを少し早めちゃったりして.
ゲートオープンすると Exp クラス(エキスパートの略だよ! エクスポネンシャルじゃないにょ!), Exp(0) st クラス 1st クラスの方々から次々とテイクオフしていきました.
2nd クラス数名がテイクオフした頃,風が強くなったんだか荒れてきたんだか忘れちゃいましたけど,一旦 2nd クラスのみゲートクローズとなりました.
このゲートクローズ前に飛んだ横国大の上ちゃんなどはデコ山あたりでうにゃうにゃしてたみたいです.
一方テイクオフに残されてしまった 2nd クラスの飛べない選手たちは,飛んでる人(上げてる人)を見て,早く自分も飛びたいという気持ちからか,パンを食べてる僕を見つめるときのシロのような目を…あっ,ちょっとコレ意味わからないですね.
そんで, Exp , 1st の選手が全員テイクオフしたあとに, 2nd クラスはゲートオープンとなりました.
このとき次々と テイクオフしていく選手たちは,まるで空を得たハングフライヤーであるかのように水を得た魚でした.
けっきょく全員飛べましたが, 2nd クラス後半組はほぼ全員ぶっ飛びでした.
僕を含め,ぶっ飛んだ選手たちは急いで機体を片してリフライトを目指しましたが,ちょうど僕の機体を車に積んで縛ったタイミングで雨が降り始めてしまい,タスクストップとなりました.
雨に濡れてしまわないように急いで機体を駐機庫にぶち込んで,畳部屋の奥のほうで一息ついていると,おそらく大会の疲れによる猛烈な睡魔が僕に襲い掛かり,無抵抗な僕は悲劇にもついに昇天してしまいました.
…(夢の中)
僕が寝ている最中,大会スタッフがアホバンを掃除したら車の中から袋入りのゲロが発見された話などは,ゲロを積んだまま選手を運んでいたことなどを考えるとホントこっちがゲロ吐きそうなくらい気持ちが悪いので,ここではあまり詳しく書かないようにしましょう….
…
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夕方,早めの閉会式となりました.
閉会式では中島社長(当時)の挨拶からはじまり,順位発表および表彰式を行いました.
いま振り返ってみると,それが社長氏の元気な姿を見た最後でしたが.
ところで,こういった大会では協賛品(景品)が多く用意され,選手がそれを貰えるんですよね.順位の高い人から順番に景品を取っていくという感じで.選手全員一つづつ取ったらまた順位の高い人から二週目に突入したりして.
協賛品は個人が出すことも多く,何でもありな状態となっています.
企業による協賛品はハンググライダーに関連する道具や服などが主であり,数千から数万円するものもあったりするんですが,個人からの協賛品の中には,ゲームボーイや「とけた飴玉ひとつ」などもあったりします.もちろんちゃんとしたものを協賛品として提供してくださる方もたくさんいらっしゃるんですけど.
そんなこんなで「良い協賛品を取るため」というのも大会で頑張る理由の一つとなり得るわけですハイ.
…話は変わりますけど,この大会には個人戦だけでなく団体戦というものがあったんですよね.
Sylph の三人は Sylph でエントリーするつもりだったんですけど,この三人の中に悪だくみする人が紛れ込んでいまして,結局 Sylph ではなく「東工大ぺろぺろテックちゃんズ」としてエントリーしてしまいました.
(「テックちゃん」とは、 2011 年度に誕生した工大祭の公式マスコットキャラクターです。
参考:「マスコットキャラクター – 東京工業大学工大祭2012公式サイト」)
今やテックちゃんは実質的に東工大のシンボルとなっているのですが,その,テックちゃん,…かわいいですよね.
かわいいからぺろぺろするわけです.分かりますね??! んん???!!
首謀者は僕なんですけど,いや,だって高々 6, 7 チームくらいしかエントリーしない中で上位 3 チームは表彰されるんですよ? (訂正.団体戦は優勝チームのみ表彰.)ワンチャンあるじゃないですか! 全国大会の表彰チームに「東工大ぺろぺろテックちゃんズ」があったら胸熱じゃないですか!!
まぁ 2nd クラス 3 人でチームを組んだところで団体戦に勝つことはできないとはうすうす分かっていましたけどね….
果たして「東工大ぺろぺろテックちゃんズ」の成績や如何に.
それで,微妙に話を戻しますけど,東工大ぺろぺろテックちゃんズからも大会のための協賛品を提供したんですね.
…「テックちゃんオリジナルマグネット」を.
(詳しくは「 8/9 (木) – 8/12 (日) | Sylph ブログ」の後半参照)
しかも贅沢に 2 枚も出してやりましたよ!!!
果たして「テックちゃんオリジナルマグネット」を取るのは誰(でどこの大学)なのか?
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長くなってしまったので率直に結果を.
結果その 1 .
NASAS 2012 / 2nd クラス
- 6 位
- 滝沢
- 8 位
- たてやま
- 13 位
- 遠近
(エントリー 16 名,大会期間中の競技が成立した日すべてで記録を残したのは 14 名)
最終日は全員が飛んだものの,タスクストップに関する規定が競技概要に明示されていなかったため不成立とする,とのことでした.
上記の 2nd クラスだけでなく, Exp クラス, 1st クラスも同様で, 3 日目までの順位がそのまま最終順位となりました.
結果その 2 .
東工大ぺろ(略)は上位 3 位以内に入ることはできませんでした.
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結果その 3 .
テックちゃんマグネットは,九州大学の選手と山口大学の選手とが勝ち取り(?),それぞれの大学のバンに貼って帰っていきました.
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というわけで NASAS の結果をお送りいたしました.
NASAS 直前に,大会に出場できる条件(フライト経験 50 本以上)をクリアできるかどうかの瀬戸際を彷徨って,なんとかギリギリで滑り込んだたてやまが 8 位と,かなり健闘しました.
僕はまぁもっと精進せにゃな,といった感じで.
次の大会は山形の十分一山で来月に行われるピンクカップです.
この大会はハングとパラとが,あるいは上級者と初級者とが一緒に競技するというユニークなものです.
NASAS での反省を生かして良い成績を残したいです.
あと,今度こそ東工大ぺろぺろテックちゃんズを表彰台に上げたいです.人数が増えるので NASAS よりは勝ちやすくなるでしょう(不敵な笑み).
ところで来年も NASAS って名前で大会やるんですか?
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参考リンク(他大の NASAS 2012 に関するブログエントリ)
横国大 MOSQUITO
8月27日 足尾、8月28~31日 NASA Student Cup 2012
農工大 Flying Chicken
NASASれぽーとby ktp
阪大 P.F.C.
NASAS2012 1日目
NASAS2012 2日目
NASAS2012 3日目・4日目
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