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ハング・パラについて

About HG & PG

ハング・パラについて存在は知っているものの詳しくは知らない人や、誤解がある人が多いと思うので、知られざる魅力や実際どんなものかを解説します。

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ハング・パラとは

ハンググライダーとパラグライダーはどちらも空を飛ぶスポーツですが、構造や飛び方には大きな違いがあります。

構造の違い

ハンググライダーは、硬い骨組みに布を張った三角形の翼ですが、パラグライダーは柔らかい骨組みと布でできた袋のようなもので、テイクオフ時に風で膨らませて翼を形成します。

そのため、ハングは飛んでいる姿が鳥そっくりなのに対し、パラは小さく畳んで一つのリュックサックで持ち運べるという利点があります。

飛び方の違い

ハングは体重移動によって方向を変えますが、パラはそれに加えて手元にある紐を引っ張って操縦します。

ハングの方が空気抵抗が少ないため、早く遠くに飛ぶことができますが、パラはより景色を楽しみながらゆっくり飛ぶことができます。

ハングの写真ハンググライダー
パラの写真パラグライダー
ハングの飛行中の写真パラをザックに入れた写真

Soaring

ソアリング

ハングやパラはただ山の上から下まで滑空するだけだと思っていませんか?もちろんハングやパラには動力はないので、ただ飛んで降りるだけなら5分程度しか飛べません。

しかし、空には空気の流れがあるので上昇気流を見つけてそこで旋回を続けると、高度を上げることができます。これをソアリングといい、上達すれば1500mくらい上がったり、数時間飛び続けることもできます。

うまい人は12時間近く飛んだり、240kmもの距離を移動するなどの記録を残したりしています。

How To Fly

初めて空を飛ぶまで

入部後すぐに空を飛ぶわけではありません。まずは緩やかな斜面で離着陸の練習を行います。講習期間は人によりますが、ハングなら20日、パラなら8日程度です。

ハングの場合

まず機体の組み方を学びます。ハングは1本の棒状に収納されているので、それを飛べる形に組み上げます。

序盤は直線滑空を目標に練習します。最初は平地で、慣れてくれば斜面から機体を持って走ります。機体の角度を一定にして、左右の傾きを修正できるようになると綺麗な直線滑空ができます。ここでテイクオフとランディングの基本を学びます。

ある程度直線滑空ができるようになると、少し高い丘からテイクオフして左右の旋回を練習します。この丘から綺麗に決めることができれば、いよいよ山飛びです。

パラの場合

最初は緩やかな斜面で離着陸の練習を行います。機体の立ち上げ傾き修正頭上確認からの加速でテイクオフし、適切なタイミングでのフルブレーキによってふんわりとランディングする方法を取得します。

緩やかな斜面での離着陸に慣れたら、少し高い丘からテイクオフし空中での左右操作の練習を行います。

その後、緊急時の対処法やシミュレータでの左右旋回の練習、高度処理やアプローチの説明を受けたら、いよいよ初めての山飛びです。

講習斜面の写真
講習を行う斜面
初飛行の写真
初めての山飛び

Safety

安全性について

ハング・パラは空を飛ぶスポーツである以上、絶対に怪我をしないわけではありません。しかし、できるだけ安全に飛ぶために様々な対策が取られています。

機体の安全性

パラグライダーが最初に日本に入ってきてから40年、気象の知識や機体の設計技術は飛躍的に進歩し過去のグライダーとは全くの別物になりました。

初心者用のグライダーは、乱流の中での安定性やつぶれてからの回復速度など様々な試験を受け、安全性を確認してから販売されています。

機体が潰されるなど異常飛行状態に陥ったとしても、ほとんどの場合勝手にもとに戻りますが、万が一戻らなかった場合に備えて緊急パラシュートが装備されています。

飛び始めは終始誘導

初めての山飛びしてからしばらくは、テイクオフからランディングまで常にインストラクターに見守られ、無線で指示を受けます。特に初めての飛行の時は、すべての操作の指示を受けるので安心して飛ぶことができます。

イントラの指示

テイクオフのタイミングや飛行経路などは、気象条件や過去の経験をもとに各々の技量に合わせてインストラクターが判断します。危険と思われる条件ではテイクオフの許可は出ません。